
猫と暮らしていると、「今日はそこで寝るんだ?」と思うことがよくありますよね。
せっかく猫用ベッドを用意しても使ってくれなかったり、逆に段ボールや洗濯物の上を気に入ってしまったり。
わが家でも、猫たちの寝床の好みは季節によってかなり変わります。
寒い時期はふわふわした場所に丸まっていることが多いですが、暑い時期になると床や風通しの良い場所でのびのび寝ていることが増えます。
最初のころは「ちゃんと快適に寝られているのかな?」と気になっていましたが、一緒に暮らしているうちに、猫はその時々で気持ちの良い場所を自分で選んでいるんだなと感じるようになりました。
猫はそのとき快適な場所をよく知っている
猫を見ていると、本当に気持ちの良い場所を見つけるのが上手だなと思います。
日当たりの良い場所、少し暗くて落ち着く場所、ふわふわした場所、ひんやりした床など、その日の気温や気分に合わせて寝る場所を変えているように感じます。
わが家でも、朝は窓際、昼はソファの上、夕方は部屋のすみ、夜は人の近くというように、時間帯によって寝る場所が変わることがあります。
人間から見ると「せっかくベッドを置いたのに使わないの?」と思ってしまいますが、猫にとってはその日の気分や体感温度の方が大事なのかもしれません。
なので、猫用ベッドをひとつだけ用意するよりも、いくつか寝られる場所を作っておく方が、猫にとっては過ごしやすいと感じています。
春は日当たりの良い場所を好むことが多い
春になると、うちの猫たちは窓際や日差しが入る場所で寝ることが増えます。
寒すぎず暑すぎず、ぽかぽかした日差しが気持ちいいのかもしれません。
窓際で丸くなって寝ていたり、外を眺めながらうとうとしていたりする姿を見ると、こちらまで穏やかな気持ちになります。
ただ、春でも日差しが強い日は、窓際が思ったより暑くなることがあります。
そのため、わが家では日向だけでなく、日陰に移動できる場所も用意するようにしています。
猫が自分で「ちょっと暑いな」と感じたときに、すぐ別の場所へ移動できるようにしておくと安心です。
また、窓際に寝床を作る場合は、網戸や窓の開け閉めにも注意しています。
外を見られる場所は猫にとって楽しい場所ですが、脱走の危険がないように確認しておくことも大切です。
夏はひんやりした場所を選びやすい
夏になると、猫の寝る場所はかなり変わります。
冬に気に入っていたふわふわのベッドにはあまり入らなくなり、床や廊下、風が通る場所で寝ていることが増えます。
うちの猫も、暑い日はフローリングの上で体を伸ばして寝ていることがあります。
最初は「床で寝ていて痛くないのかな?」と思いましたが、猫にとってはひんやりして気持ちいいのかもしれません。
夏場は、無理にベッドへ誘導するよりも、猫が涼しい場所を選べるようにしておく方が良いと感じています。
わが家では、暑い時期には厚手のベッドだけでなく、薄手のマットや通気性の良い場所を用意するようにしています。
また、エアコンを使うときは、冷えすぎる場所とそうでない場所の両方に移動できるようにしています。
猫によっては冷房が直接当たる場所を嫌がることもあるので、風が直接当たり続けないようにするのも大切です。
夏は熱中症も心配なので、寝床だけでなく、室温や水分補給にも気をつけたいですね。
秋は寝床の好みが少しずつ変わってくる
秋になると、夏に床でのびのび寝ていた猫が、少しずつやわらかい場所に戻ってくることがあります。
うちの猫も、涼しくなってくるとソファやクッションの上、毛布の近くで寝る時間が増えてきます。
季節の変わり目は、昼間は暖かくても朝晩は冷えることがありますよね。
猫もその変化を感じているのか、時間帯によって寝る場所を変えることがあります。
秋は、夏用の涼しい寝床をすぐ片付けるのではなく、暖かい場所と涼しい場所の両方をしばらく残しておくようにしています。
そうすることで、猫がその日の気温に合わせて好きな場所を選びやすくなります。
人間にとっても服装選びが難しい季節ですが、猫にとっても過ごし方を調整している時期なのかもしれません。
冬はふわふわで暖かい場所が人気
冬になると、うちの猫たちは暖かい場所をよく選ぶようになります。
毛布の上、クッションの上、こたつの近く、日が当たる窓際など、少しでも暖かい場所を見つけて丸くなっています。
冬の猫って、本当に気持ちよさそうに丸まって寝ますよね。
わが家では、寒い時期にはふわふわした猫用ベッドやブランケットを用意しています。
ただし、暖かくしすぎにも注意しています。
猫が暑くなったときに移動できるように、暖かい場所だけでなく、少し離れた場所にも寝られるスペースを残すようにしています。
また、暖房器具を使う場合は、低温やけどやコードのいたずらにも気をつけたいところです。
ペット用ヒーターを使う場合も、説明書を確認して、安全に使える状態にしておくことが大切だと思います。
お気に入りの寝床は急に変わることがある
猫の寝床でおもしろいのは、昨日まで気に入っていた場所を急に使わなくなることがあるところです。
わが家でも、「このベッド、すごく気に入ってるな」と思っていたのに、ある日からまったく入らなくなることがあります。
逆に、しばらく見向きもしなかった場所を急に使い始めることもあります。
最初は少し残念に思っていましたが、今では「猫にもそのときの気分があるんだろうな」と考えるようになりました。
無理に使わせようとするより、猫が選べる場所をいくつか用意しておく方が、お互いにストレスが少ないと思います。
猫用ベッドを買うときも、高いものをひとつだけ用意するより、素材や高さ、場所を変えていくつか試してみる方が合う寝床を見つけやすいです。
段ボールや洗濯物を好むこともある
猫用ベッドを用意しているのに、段ボールや洗濯物の上で寝ていることもありますよね。
うちの猫も、きれいなベッドより段ボールの中を選ぶことがあります。
人間からすると「なんでそこなの?」と思いますが、猫にとっては囲まれていて落ち着く場所なのかもしれません。
段ボールは適度に狭くて、体がフィットする感じが安心するのかなと感じます。
ただし、段ボールを寝床にする場合は、破れた部分やテープ、ホチキスの針などがないか確認しておくと安心です。
洗濯物の上で寝る場合も、柔軟剤や洗剤の香りが強すぎないか、猫が誤って口にしそうなものが混ざっていないか注意しています。
猫が好む場所を完全に禁止するのではなく、安全に使えるように整えてあげると良いと思います。
多頭飼いではそれぞれの寝床を用意する
猫が複数いる場合は、それぞれに落ち着ける寝床を用意しておくことも大切だと感じています。
仲が良い猫同士でも、いつも一緒に寝たいとは限りません。
くっついて寝る日もあれば、少し離れてひとりで寝たい日もあるように見えます。
わが家でも、同じ場所で一緒に寝ていることもありますが、それぞれ別の場所でくつろいでいることもあります。
寝床が少ないと、場所の取り合いになったり、どちらかが遠慮してしまったりすることもあるかもしれません。
そのため、猫の数より少し多めに寝られる場所を作っておくと安心です。
高い場所、低い場所、日当たりの良い場所、少し暗い場所など、タイプの違う寝床を用意すると、それぞれの好みに合わせやすくなります。
寝床まわりは清潔にしておく
猫がよく寝る場所は、抜け毛やホコリがたまりやすいです。
特に季節の変わり目は抜け毛が増えるので、寝床まわりの掃除は意識するようにしています。
お気に入りの毛布やベッドは、定期的に洗ったり、コロコロで毛を取ったりしています。
ただ、猫は自分のにおいがついた場所を好むこともあるので、頻繁に洗いすぎると使わなくなることもあります。
そのため、汚れやにおいが気になるときに洗う、毛が多いときは軽く取るなど、様子を見ながら清潔に保つようにしています。
猫が安心して眠れる場所にするためにも、寝床の清潔さは大切だと思います。
寝る場所の変化は体調チェックにもなる
猫の寝床の好みは季節や気分で変わりますが、急な変化には少し注意するようにしています。
たとえば、いつも人の近くで寝る子が急に隠れてばかりいる、暖かい場所から動かない、逆に落ち着かず寝床を何度も変えるといった場合は、体調やストレスが関係していることもあります。
もちろん、寝る場所が変わっただけで心配しすぎる必要はありません。
ただ、食欲がない、元気がない、トイレの様子が違う、触られるのを嫌がるなど、ほかの変化も一緒にある場合は注意した方が良いと思います。
猫は不調を隠すことがあるので、普段の寝る場所や過ごし方を知っておくと、小さな変化に気づきやすくなります。
「今日はいつもと違う場所で寝ているな」と気づけるだけでも、体調チェックのきっかけになります。
まとめ|猫が自分で選べる寝床を用意してあげたい

春は日当たりの良い場所、夏はひんやりした場所、秋は気温に合わせて移動できる場所、冬はふわふわで暖かい場所を好むことが多いと感じています。
ただ、猫によって好みは違うので、「この寝床が正解」と決めつけるより、いくつか選択肢を用意してあげることが大切だと思います。
わが家で意識しているのは、次のようなことです。
- 季節に合わせて寝床の素材を変える
- 暖かい場所と涼しい場所の両方を用意する
- 猫が自分で移動できるようにしておく
- 寝床まわりを清潔に保つ
- 多頭飼いの場合は寝床を複数用意する
- 寝る場所の急な変化にも気を配る
猫が安心して眠れる場所があると、見ている飼い主もホッとしますよね。
季節ごとの変化を見ながら、「今はどんな場所が気持ちいいのかな?」と考えてあげるだけでも、猫との暮らしはもっと快適になると思います。
大切な猫が毎日ゆっくり眠れるように、無理にひとつの寝床に決めず、その子に合ったお気に入りの場所を一緒に見つけていきたいですね。