
猫のしつけって、本当に必要なのかなって気になりますよね。
犬みたいに「おすわり!」の練習をするイメージが強いと、猫さんにはしつけがいらない気もしてしまうかもしれませんね。
でも実際に暮らし始めると、トイレの失敗や爪とぎ、甘噛み、夜中の運動会など、「これってどうしたらいいんだろう?」が次々に出てくるんですね。
この記事では、猫さんの性格や習性を大切にしながら、初心者さんが押さえておきたい基本の考え方を一緒に整理していきます。
叱って言うことを聞かせるというより、猫さんが自然と「それを選びたくなる環境」を整えるコツがわかる内容です。
読んだあとに「今日からここだけやってみようかな」と思えるように、具体例もたっぷり紹介しますので、安心して読み進めてくださいね。
我が家はアメショ2匹です。最初は「猫は自由でしつけ不要かな」と思ったんですが、トイレと爪とぎだけ整えたら暮らしが一気にラクになりました。
猫のしつけは「必要」です。ただし目的は“従わせる”ではないんですね

結論から言うと、猫のしつけは必要なんですね。
とはいえ、猫さんに無理やりルールを押し付ける、という意味ではありません。
私たちが目指したいのは、猫さんが安心して暮らせて、飼い主さんも困らない形をつくることなんですね。
猫さんは独立心が強く、犬のように「指示に従う」ことを目的にしたトレーニングは合いにくいと言われています。
その代わり、猫さんは習慣化や環境の影響を受けやすいので、「やってほしい行動が自然に起きる仕組み」を作るのが近道になりやすいですよね。
猫さんが覚えやすいのは「環境」と「タイミング」なんですね

猫さんは“あとから叱られても”結びつきにくいと言われています
猫さんのしつけで大事なのは、その場で、短く、一貫してなんですね。
たとえば、帰宅してから「さっき粗相したでしょ!」と叱っても、猫さんは「今なにが起きてるの?」となりやすいと言われています。
飼い主さんとしては、つい言いたくなる気持ち、わかりますよね。
でも猫さんに伝えるなら、問題行動の最中か直後に、サッと切り替えるほうが効果的とされています。
猫さんが学ぶのは「快・不快」と「成功体験」かもしれませんね
猫さんは、母猫の行動をまねたり、試行錯誤で「うまくいった」を覚えたりすると言われています。
だからこそ、私たちができるのは、
- 成功しやすい環境にする
- 成功した瞬間にほめる
- 失敗しにくい導線にする
この3つを繰り返して、生活の中で自然に定着させることなんですね。
始めどきは「生後2〜3ヶ月ごろ」が目安と言われています
子猫さんをお迎えする時期って、生後2〜3ヶ月ごろが多いですよね。
この頃は新しい環境に慣れながら習慣も作りやすいと言われていて、トイレや爪とぎの場所を教えるには向いている時期なんですね。
でも成猫さんでも遅いわけではありません。
成猫さんは「今までのやり方」が体にしみついている分、少し時間がかかるかもしれませんね。
それでも、環境とルールを丁寧に整えれば、できることは増えていきますよ。
しつけの基本は「ほめる」と「環境で負けない」なんですね

ほめ方は「行動の直後に、短く」がコツですよね
猫さんをほめるときは、行動の直後にサッとがポイントなんですね。
たとえば、
- トイレでできたら、すぐに優しい声で「えらいね」
- 爪とぎを指定の場所でできたら、軽く撫でる
- 呼んだら来たら、小さなおやつをひとかけら
こういう「成功体験」が積み上がると、猫さんの中でその行動の価値が上がりやすいんですね。
猫さんにとって嬉しいことは、猫さんごとに違います。
撫でられるのが好きな猫さんもいれば、おやつ派の猫さんもいますよね。
まずは「うちの子のごほうび」を見つけるところから一緒にやってみましょう。
叱るより「できない状況を作る」が近道かもしれませんね
猫さんは、怖い経験が増えるとストレスになったり、飼い主さんとの距離ができてしまうこともあると言われています。
もちろん危険な行動は止めたいですし、困る場面もありますよね。
そんなときは、怒鳴ったり叩いたりではなく、
- 物理的に届かないようにする(柵・扉・収納)
- 魅力的な代替を置く(爪とぎ・おもちゃ)
- その瞬間だけ短く止める(低めの声で「ダメ」や「しー」)
という考え方が、猫さんには合いやすいかもしれませんね。
水スプレーを使う方法も紹介されることがありますが、苦手な猫さんもいます。
もし使うなら、怖がり方や関係性への影響を見ながら、無理のない範囲で検討するのが安心ですよね。
家族でルールを揃えると、猫さんは迷いにくいんですね
猫さんって、よく見ていますよね。
ある人はキッチンに入ってもOK、別の人はNGだと、猫さんは「どっちが正解?」となりやすいんですね。
だからこそ、家族がいるおうちは特に、
- 入っていい部屋・ダメな部屋
- 遊び方(手で遊ばない、など)
- おやつの回数
このあたりを軽く話し合って揃えると、うまく回りやすいですよ。
困りごとは「猫さんが悪い」より「理由がある」ことが多いんですね
トイレの失敗、噛み癖、無駄鳴き…。
起きると落ち込みますし、「私の育て方が悪いのかな」って不安になることもありますよね。
でも多くの場合、猫さんは意地悪で困らせているというより、
- 環境が合っていない
- ストレスがある
- 要求が伝わっていない
などの理由が隠れていることが多いと言われています。
原因探しができると、解決がぐっと近づくんですね。
ストレスは行動に出やすいと言われています
猫さんは環境の変化に敏感な子も多いですよね。
引っ越し、模様替え、来客、家族の生活リズムの変化。
こうしたことが続くと、普段しない行動が増えることもあると言われています。
まずは「最近変わったこと、あったかな?」と振り返ってみるのも大事なんですね。
体調が関係するケースもゼロではないんですね
トイレの失敗が急に増えた、何度もトイレに行く、鳴き方がいつもと違う。
こういう変化があるときは、行動の問題だけではなく、体調が関わっている可能性もあると言われています。
ここは自己判断が難しいところなので、心配なときは動物病院で相談してみると安心ですよね。
我が家は「叱る」より先に、トイレの場所と数、爪とぎの種類を見直しました。環境を変えると落ち着くことが多くて、焦らず様子を見るのが大事だなと感じます。
初心者さんが取り組みやすい「基本のしつけ」具体例
トイレ:成功率を上げるのは「数・場所・砂」なんですね
トイレの悩みは本当に多いですよね。
まず押さえたいのは、猫さんは「安心できる場所で排泄したい」生き物だということなんですね。
トイレの設置数は「頭数+1」が目安と言われています
よく言われる目安として、トイレは猫の頭数+1個がいいとされています。
たとえば1匹なら2個、2匹なら3個という感じですね。
「そんなに置けないよ〜」って思いますよね。
その場合でも、最低でも複数置けると、失敗が減りやすいかもしれませんね。
場所は「静かで、行きやすく、行き止まりじゃない」がおすすめです
洗濯機の横など、音や振動がある場所を嫌がる猫さんもいます。
また、通路の奥で逃げ場がない場所だと落ち着かない子もいるんですね。
猫さんがトイレ前でキョロキョロするなら、「ここ、落ち着かないのかな?」のサインかもしれませんね。
砂の好みが合わないと、別の場所を選ぶこともあります
砂の粒の大きさや感触、香りの有無で、猫さんの好みが分かれると言われています。
急に変えると戸惑う子もいるので、変えるなら少しずつ混ぜて試すと安心ですよね。
爪とぎ:置き方で勝負が決まることが多いんですね
ソファや壁でバリバリ…。
これって心が折れそうになりますよね。
でも爪とぎは猫さんの自然な行動なので、ゼロにはしにくいんですね。
だからこそ、「そこでやってね」を通しやすくするのがコツです。
爪とぎは「よく通る場所」と「寝起きの近く」に置くと使われやすいです
猫さんって、起きた直後に伸びをしながら爪とぎしたくなることが多いんですね。
寝床の近くに置くと成功しやすいかもしれませんね。
素材は好みが分かれます。複数置きが安心ですよね
麻(サイザル)っぽい素材が好きな猫さんもいれば、段ボール派の猫さんもいます。
縦型が好き、床置きが好き、という違いもありますよね。
「ここでしてほしい」場所に、猫さんの好きなタイプを置くのがポイントです。
家具側には「両面テープ」などで“やりにくさ”を足す方法もあります
猫さんが苦手な感触のテープを貼って、「ここは微妙だな」と思ってもらう方法もあります。
ただ、ベタベタが残らないかは事前に小さく試すと安心ですよね。
噛み癖・甘噛み:手で遊ばないだけで変わることがあるんですね
子猫さんの甘噛み、かわいい反面、だんだん痛くなって困りますよね。
噛み癖は、遊びのテンションが上がりすぎたり、手を獲物だと覚えたりすると起きやすいと言われています。
遊びは「おもちゃを獲物にする」が基本です
じゃらしやボールなどで、おもちゃに狩りをしてもらう形が安心なんですね。
手や足を動かして誘うと、猫さんは楽しくて狙ってしまうかもしれませんね。
噛まれたら「反応しすぎない&いったん中断」が効きやすいです
噛まれた瞬間に大騒ぎすると、猫さんが「これ楽しい!」と学ぶこともあると言われています。
低い声で短く「痛い」と伝えて、スッと遊びを終える。
それを繰り返すと、「噛むと遊びが終わる」と学びやすいかもしれませんね。
無駄鳴き:まずは「要求の種類」を見分けるのが先なんですね
夜中に鳴く、ごはん前に鳴く、かまって鳴き。
鳴き声が続くと、眠れなくてつらい日もありますよね。
要求の多くは「ごはん・遊び・安心」のどれかです
鳴いたときにすぐ叶えると、「鳴けば叶う」と学ぶこともあると言われています。
一方で、完全に無視するのが難しいときもありますよね。
そこでおすすめなのは、
- ごはんの時間を毎日なるべく一定にする
- 寝る前にしっかり遊んで発散させる
- 安心できる寝場所(ベッド・毛布)を整える
こうした「先回り」で、そもそも鳴く理由を減らすことなんですね。
危険な場所に行く:叱るより「入れない構造」が強いんですね
コンロ周り、キッチン、玄関、ベランダ。
危ない場所に行ってほしくない気持ち、すごくわかりますよね。
猫さんは好奇心が強いので、叱っても行きたくなることがあります。
だからこそ、
- ベビーゲートや扉で物理的に区切る
- 誤飲しそうな物は収納する
- 登ってほしくない場所に物を置かない
という「行けない仕組み」を作るのが、いちばん安全で確実なんですね。
うまくいかないときは「やり方」より「前提」を整えるとラクですよね
「期待値」を下げるのではなく、「目標」を小さくするんですね
しつけって、頑張っているのに成果が見えないと苦しくなりますよね。
でも猫さんは、昨日できたのに今日は気分じゃない、もあります。
それって猫さんらしさでもあるんですね。
だから、目標を
- トイレ100点を目指す → まずは失敗を週1減らす
- 噛まない子にする → まずは手で遊ばないに統一する
- 鳴かない → 寝る前の遊びを習慣にする
みたいに小さくすると、私たちも続けやすいかもしれませんね。
「猫さんが選びたくなる」導線ができると強いです
猫さんは、快適な方を選ぶのが上手なんですね。
だから、
- 爪とぎ:使いやすい場所に、好きな素材
- トイレ:静かで落ち着く場所に、好みの砂
- 遊び:短時間でも毎日、狩りで終わる
このあたりを整えるだけで、行動がスッと変わることもあります。
「しつけ」というより、暮らしのデザインに近いのかもしれませんね。
猫のしつけは本当に必要?初心者が知っておきたい基本を解説の要点
ここまで一緒に見てきた内容を、ぎゅっと整理しますね。
- 猫のしつけは必要ですが、目的は「従わせる」ではなく、猫さんと人が安全・快適に暮らすためなんですね
- 猫さんは「後から叱る」より、「その場のタイミング」と「環境づくり」が効きやすいと言われています
- 基本は成功体験を増やす(ほめる)こと。叱るより先に「できない状況」を作るのが近道ですよね
- トイレ・爪とぎ・噛み癖・無駄鳴きは、初心者さんが最初に整えると生活がラクになりやすいポイントです
- 急な変化や違和感があるときは、ストレスや体調の可能性もあるので、無理せず相談先を頼るのも大切なんですね
2匹いると片方に合わせたつもりが合わない日もあります。我が家は爪とぎを増やして場所を変えたら落ち着きました。完璧より「前よりラク」を大事にしてます。
今日から一緒に、まずは「トイレ」と「爪とぎ」だけ整えてみませんか
しつけって聞くと、ちゃんと教えなきゃ、失敗させちゃダメ、って肩に力が入りますよね。
でも猫さんとの暮らしは、長い目で見て育てていくものなんですね。
もし今、何から始めようか迷っているなら、まずはトイレと爪とぎを整えるのがおすすめです。
この2つは、猫さんの本能に近い行動だからこそ、環境を変える効果が出やすいんですね。
たとえば今日できることは、
- トイレの場所が落ち着くか見直してみる
- トイレをもう1個置けないか考えてみる
- 爪とぎを寝床の近くに追加してみる
- 手で遊ぶのをやめて、おもちゃ中心にしてみる
こんな小さな一歩で十分ですよ。
私たちも一緒に、猫さんが「ここが好き」と思える暮らしを作っていきましょうね。