
猫と暮らしていると、どうしても家を空ける時間がありますよね。
買い物に行くとき、仕事に出かけるとき、病院や用事で少し長めに外出するときなど、猫にお留守番してもらう場面は意外と多いと思います。
わが家でも猫たちに留守番をしてもらうことがありますが、最初のころは毎回ちょっと心配でした。
「寂しくないかな?」
「変なものを口にしないかな?」
「暑かったり寒かったりしないかな?」
そんなことを考えながら外出して、帰ってきて元気な姿を見るとホッとする。
猫を飼っている方なら、同じような気持ちになったことがあるかもしれません。
猫は比較的留守番が得意なイメージがありますが、それでも安心して過ごしてもらうためには、ちょっとした準備が大切だと感じています。
まずは部屋の中をざっと見回す
外出前にまずやっているのが、部屋の中の見回りです。
猫って、こちらが見ていないときに限って「え、そこ気になるの?」というものに興味を持つことがありますよね。
普段は見向きもしない袋やひも、小さな紙くずなども、留守中だとおもちゃになってしまうことがあります。
特に気をつけているのは、次のようなものです。
- ビニール袋
- ひもやリボン
- 小さな部品
- 薬やサプリ
- 食べ物の袋
- ゴミ箱まわり
ひも状のものは、遊んでいるうちに飲み込んでしまうと危ないですし、ビニール袋もかじったり中に入ったりすると心配です。
なので、出かける前には床やテーブルの上を軽くチェックして、猫が触りそうなものは片付けるようにしています。
完璧に掃除する必要はありませんが、「猫が口に入れそうなものはないかな?」という目線で見るだけでも、かなり安心感が変わります。
水は少し多めに用意しておく
留守番中に特に大事だと思っているのが、水の準備です。
短時間の外出でも、猫が好きなタイミングで水を飲めるようにしておくことは大切ですよね。
わが家では、水皿を1か所だけでなく、できれば複数置くようにしています。
理由は、万が一ひとつを倒してしまったり、ホコリが入って飲みにくくなったりしても、別の場所で飲めるようにするためです。
特に夏場や、冬に暖房を使っている時期は、部屋が乾燥しやすいので水はしっかり用意しています。
自動給水器を使っている場合も、出かける前に水の量や動作を確認しておくと安心です。
「いつも動いているから大丈夫」と思っていても、たまに水が少なかったり、フィルターまわりが汚れていたりすることもあります。
外出前に一度見るだけでも、気持ちがかなりラクになります。
ごはんは猫の性格に合わせて調整する

少しずつ食べる子もいれば、置いてある分を一気に食べてしまう子もいますよね。
わが家では、留守番の時間に合わせて、外出前に少しごはんをあげたり、帰宅後に様子を見てあげたりしています。
ただ、一度にたくさん置きすぎると、食べ過ぎてしまうこともあるので注意しています。
長めの外出がある場合は、自動給餌器も便利です。
ただし、自動給餌器を使うなら、いきなり本番で使うより、家にいるときに何度か試しておくのがおすすめです。
ちゃんと時間通りに出るか、猫が音にびっくりしないか、いつも通り食べてくれるかを見ておくと安心です。
猫によっては、機械音が苦手な子もいるので、最初は近くで見守りながら慣らしてあげると良いと思います。
室温はかなり気にしています
猫の留守番で、個人的にかなり大事だと思っているのが室温です。
人間が家にいるときは、暑ければエアコンをつけたり、寒ければ暖房を調整したりできます。
でも、猫は自分でエアコンをつけることができません。
特に夏場は本当に注意が必要だと思っています。
少しの外出でも、締め切った部屋は思った以上に暑くなることがあります。
「これくらいなら大丈夫かな」と思っても、猫にとってはつらい温度になっているかもしれません。
わが家では、暑い日は無理せずエアコンをつけて出かけるようにしています。
冬場は、寒くなりすぎないように、猫が休める寝床や毛布を用意しています。
ただ、暖かい場所だけでなく、少し涼める場所にも移動できるようにしておくと、猫が自分で好きな場所を選べるので安心です。
トイレはきれいにしてから出かける
外出前には、できるだけトイレをきれいにしてから出かけるようにしています。
猫はきれい好きな子が多いので、トイレが汚れていると我慢してしまったり、別の場所でしてしまったりすることもあります。
特に多頭飼いの場合は、トイレが汚れるスピードも早いですよね。
わが家でも、出かける前にトイレを確認して、汚れていたら片付けてから外出します。
帰ってきたときにも、トイレの状態を見るようにしています。
おしっこの量や回数、うんちの状態は、猫の体調を知る手がかりにもなります。
「留守番中にちゃんとトイレできていたかな?」という確認にもなるので、トイレチェックは習慣にしておくと良いと思います。
窓やドアの閉め忘れに注意する
留守番中に怖いのが、脱走や閉じ込めです。
出かける前には、窓・網戸・玄関・部屋のドアを確認するようにしています。
特に網戸は注意が必要だと思います。
猫が寄りかかったり、爪をかけたりすると、思ったより簡単に動いてしまうことがあります。
「少しだけ窓を開けておこう」と思う場合でも、猫が触れないようにする工夫が必要です。
また、部屋のドアが風で閉まってしまうと、猫が水やトイレのある場所に行けなくなることもあります。
わが家では、猫が行っても大丈夫な部屋と、入ってほしくない部屋を分けて、外出前にドアの状態を確認しています。
ちょっとしたことですが、確認しておくとかなり安心できます。
安全なおもちゃだけを置く
猫が退屈しないように、おもちゃを置いておきたくなることもありますよね。
ただ、留守中のおもちゃ選びには少し気をつけています。
ひも付きのおもちゃや、壊れやすいおもちゃ、小さなパーツが取れそうなものは、留守番中には出しっぱなしにしないようにしています。
遊んでいるうちに絡まったり、飲み込んでしまったりすると危ないからです。
留守番中に置くなら、転がして遊べるボールのような、安全性の高いものが良いと思います。
あとは、窓の外を見られる場所を用意しておくのもおすすめです。
外を眺めるのが好きな猫なら、鳥や人の動きを見ながら過ごせるので、ちょっとした気分転換になるかもしれません。
ただし、窓まわりは脱走対策をしっかりしておくことが大切です。
帰ってきたら、まず様子を見る
帰宅したら、まず猫の様子を見るようにしています。
いつも通り近づいてくるか。
元気に動いているか。
ごはんや水は減っているか。
トイレは普段通りか。
こういうところを軽く確認します。
猫は体調が悪くても、あまり表に出さないことがあります。
だからこそ、帰宅後のちょっとした様子を見ることは大切だと思っています。
もし、いつもより元気がない、隠れて出てこない、ごはんを食べない、呼吸が荒い、トイレの様子が違うなどがあれば注意が必要です。
少し休んで戻ることもありますが、様子がおかしい状態が続く場合は、早めに動物病院に相談した方が安心です。
長時間の留守番は無理をしない
猫は留守番が得意な子も多いですが、長時間になるとやっぱり心配です。
特に子猫、高齢猫、持病がある猫、環境の変化に弱い猫の場合は、無理をさせない方が良いと思います。
どうしても長く家を空けるときは、家族や信頼できる人に様子を見てもらう、ペットシッターを利用する、猫に合ったペットホテルを検討するなどの方法もあります。
「猫だから大丈夫」と考えるより、その子の性格や体調に合わせて考えることが大切だと感じています。
わが家でも、外出時間が長くなりそうなときは、いつもより慎重に準備するようにしています。
まとめ|猫の留守番は少しの準備で安心できる
猫に留守番してもらうときは、どうしても少し心配になりますよね。
でも、出かける前にできることを決めておくと、飼い主側の不安もかなり減ります。
わが家で特に気をつけているのは、次のようなことです。
- 危ないものを片付ける
- 水を多めに用意する
- ごはんの量を調整する
- 室温を整える
- トイレをきれいにする
- 窓やドアを確認する
- 安全なおもちゃだけを置く
- 帰宅後に様子を見る
どれも特別なことではありませんが、毎回確認しておくと安心です。
猫にもそれぞれ性格があります。
ひとりでのんびり過ごせる子もいれば、寂しがり屋の子もいます。
だからこそ、「うちの子はどう過ごすのが安心かな?」と考えながら、その子に合った留守番環境を整えてあげたいですね。
大切な猫が安心して過ごせるように、外出前のちょっとした確認を習慣にしておくと良いと思います。